たった一度の人生を台無しにしないように、自分のメカニズムを変えましょう。
何度恋愛しても、うまくいかない人がいます。それは仕事でも言えることです。
その理由はいくつかありますが、真の原因を追及して行けばそれほど多くはありません。
たとえば、「本当の自分が完璧でないと知ったら、見捨てるだろう」「本当の自分を知ったら、きっと相手は嫌いになるだろう」と言った類いの悩みに苦しむ人に、幼少期から、問題があるたびに、陰に陽に、巧妙に、なにかにつけ、おまえのせいだと親のストレスのはけ口にされてきたからです。
そのせいでいまも自分は他者の邪魔者になると信じ込んでいるのです。
だからいまも恋人と親密になったら、自分の愚かな面がばれてしまい、相手がいままで愛してくれた肯定的な面すらも否定されてしまう恐れて、相手をコントロールしょうとする。
大人になったいま、この思い込みとそれから生まれる意味のない対策をを変えるには、冷静かつ客観的な論理的思考をすることです。
しかし、ほとんどの人は口当たりの良い「心理学」らしきものに共感し、真似をしょうとするが、できないままに失敗します。
それを繰り返す程、自分はダメな人間だと思い込みが強化されます。
考えてもみてください。子どものあなたに、本当に家庭内のさまざまな問題を引き起こすだけの力があったでしょうか?
「N O 」です。
正直いって、問題を引き起こすにはあまりにも無力だったとしか答えようがないのです。
このように傷ついた人は、鋭い感受性を持つ反面、自分を信頼できないので、主体性がなく、声が大きい人の言うことを自信に感じて、信じてしまいます。ポジティブであることは大切ですが、それで問題が解決することはないのです。
自分自身のメカニズムを変えるしか方法はありません。それをしない限り、生涯を自分のメカニズムで動かしてしまい、メカニズムが持っている目標、つまりあなたが最も嫌い、求めていなかった結果に至ってしますのです。
恋愛はしょうと思えば何度もできますが、人生は一度なのです。何度恋愛しても、うまくいかないとは、一度きりの人生を無駄にしてしまうという警告なのです。
メカニズムを変えましょう。